タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　三菱自動車(タイランド)社首脳は、この程、東部チョンブリ県レームチャバン工場でエコカーの生産を開始したと明らかにした。同社のエコカーは、「ミラージュ」と称され、タイ国内で製造された車両は、ASEAN地区、日本、欧州へと輸出されるとしている。新モデルの発売は、国内で今年3月から開始され、約1カ月間で1万5000台の受注にのぼったという。これらに対する納車は、今月初旬から開始されたとのことだ。

　同工場は、160億バーツの資金が投じられて設置されたとしている。同首脳は、同社の日本工場と同等な品質を維持することは、非常に重要なことだと指摘した。ミラージュの生産をタイで踏み切ったことは、同グループの更なる企業拡大の役目を担うことになるとしている。

また、同モデルは世界市場で受け入れられるものとのことだ。一部の報道によると、同グループは、来年3月までにミラージュを10万台生産する意向だという。この後、年間ベースで20万台の生産に引き上げる予定だとされる。これに伴い、電力自動車を導入する見通しとのことだ。

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