タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　緑茶製造のオイシ・グループ首脳は、この程、日本風のスナックを発売したと明らかにした。新製品は、「オノリ」と称されるタイ人に人気のある海苔スナックだとしている。新スナックは、商社のベルリ・ユッカー社が販売を担当するとのことだ。同グループは、今後5年間でスナックの売上高を倍増する意向だという。同首脳によると、近い将来、せんべいなどのスナックも展開する意向だという。

　同グループは、日本風スナックの販売により、今後5年間で130億バーツの売上高を目指すとしている。昨年の売上高は、55億バーツだったとされる。レストラン事業の拡大は、限定されているという。これは、新店舗開設の場所が限定されていると共に、店舗経営は純益が限られているとされる。しかし、スナック事業は消費者の動向の変化が早く、とりわけ海苔スナックの主な競合相手は、1社に限られているとのことだ。

　同グループは、今年1億バーツを投じて新製品のキャンペーンを展開する予定だという。オイシ・ブランドの飲料品を消費者が購入した際、新製品のパックを無償進呈する意向だとされる。配布される数量は、200万パックとのことだ。

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