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乗用車販売台数が、3月にやや減少
 泰国トヨタ自動車社(TMT)首脳が、この程明らかにしたところによると、今年3月の乗用車市場が、昨年同期比で3.3%の縮小を示したという。これは、今年同月までに昨年第4四半期に発生した69年ぶりとされる大洪水から、各社が回復を示さなかったことに起因するもの。今年同月の乗用車販売台数は、4万305台に留まったとしている。このうち、昨年の洪水により被災したホンダは、今年同月に1745台を販売したものの、昨年同月と比較して、販売台数は81.8%の減少を示したという。しかし、同社の努力は、他社とは異なって、水没した工場を今年3月末までに復興させたとのことだ。

 ホンダの自動車生産工場は、中部アユタヤ県ロジャナ工業団地に位置していた。同工業団地は、昨年10月初旬に被災し、生産が今年3月末まで中断されていたとしている。これに伴い、同社の完成車1000台以上が被災し、破棄処分とされたとのことだ。同社は、国内需要に応えるため、日本から完成車を輸入し、これに合わせて自動車部品も中国、インドネシアから輸入していたという。

 ホンダに対してトヨタは、今年同月に乗用車を1万9865台販売し、15.4%の増加を示したとしている。同首脳は、ピックアップを含む商業車の販売台数は、今年同月に7万168台に達し、昨年同月と比較して36.7%の伸びを示したとのことだ。同首脳は、今年4月の新車販売台数は、バンコク国際モーター・ショーが開催されたので、増加する見通しだと述べた。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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