工業団地の洪水対策は充分か?
工業省首脳は、この程、工業団地の防水壁を今年8月までに完了するよう各方面から強く要請されていると明らかにした。現状では、防水壁の構築は実施されているものの、工事は緩慢だとされる。このため、完工目標の今年8月末には間に合わない可能性があるという。同首脳によると、工事の遅延は防水壁を建設する資金が関係企業に届いていないためだという。
同省は既に、タイ工業団地公社(IEAT)に対して、防水壁構築に対する初期投資額を明確化するよう要請したという。これは、今年8月末の完工時期を厳守するため、行われたもの。しかし、IEATはまだこれに対する返答を同省に行っていないとしている。IEATは、政府案の洪水対策が、防水壁の構築に留まるか、排水システム全体の改善を実施するか確認する必要があるとの立場を取っている。
タイ政府は先に、洪水対策に絡む投資額の3分の2に相当する金額を補助すると決定したという。また、政府貯金銀行が総額150億バーツの資金を工業団地に対して融資することを決定したとしている。この決定に基づき、中部アユタヤ県ファクトリー・ランド以外の工業団地は、それぞれ67億バーツの融資が可能とされ、この資金を防水壁へ投じるとされる。
今年5月上旬現在で、ロジャナ工業団地は防水壁の構築が15%完了したという。バンパインは27%、ナワナコン工業団地は18%、バンカディは21%だとされる。同首脳は、一部の工業団地は、予定より遅延して防水壁が完成する見通しだと述べた。
同省は既に、タイ工業団地公社(IEAT)に対して、防水壁構築に対する初期投資額を明確化するよう要請したという。これは、今年8月末の完工時期を厳守するため、行われたもの。しかし、IEATはまだこれに対する返答を同省に行っていないとしている。IEATは、政府案の洪水対策が、防水壁の構築に留まるか、排水システム全体の改善を実施するか確認する必要があるとの立場を取っている。
タイ政府は先に、洪水対策に絡む投資額の3分の2に相当する金額を補助すると決定したという。また、政府貯金銀行が総額150億バーツの資金を工業団地に対して融資することを決定したとしている。この決定に基づき、中部アユタヤ県ファクトリー・ランド以外の工業団地は、それぞれ67億バーツの融資が可能とされ、この資金を防水壁へ投じるとされる。
今年5月上旬現在で、ロジャナ工業団地は防水壁の構築が15%完了したという。バンパインは27%、ナワナコン工業団地は18%、バンカディは21%だとされる。同首脳は、一部の工業団地は、予定より遅延して防水壁が完成する見通しだと述べた。