製薬市場が、更に価格競争激化へ
製薬会社のバイオファーム・ケミカルズ社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年タイ国内の製薬業界で価格競争が激化する見通しだという。これは、中国やインドからの低価格薬品が流入しているため。両国の薬品は現在、国内市場の20%を占めるとされる。5年前では、僅か1%に留まっていたとのことだ。国内の製薬企業は現在約200社とされ、このうち50~60社が多国籍企業だという。また、昨年の製薬業界の市場規模は、1000億バーツだったとされる。これは、前年比で3%の縮小を意味する。