タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　泰国トヨタ自動車社(TMT)首脳は、この程、タイ国内の新車販売台数が今年、86万台にのぼる見通しだと明らかにした。これは、昨年比で7.4%の増加を意味する。昨年の販売台数は、80万357台に達したとされる。同首脳は、昨年景気が上向き消費者信頼度指数の上昇が、販売台数を伸ばしたと述べた。また、これが今年も継続する見通しだとしている。

　今年の乗用車販売台数は、38万5200台となる見込みだという。商業車の販売台数は今年、47万4800台となる見通しとのことだ。これらは、共に昨年比で11.1%、4.6%の拡大を示すもの。

　一方、TMTは今年、41.9%のシェアを目指すとしている。昨年は、40.7%だったとされる。TMTは今年、36万台の販売を狙うとされる。このうち、乗用車が16万2000台、商業車が19万8000台とのことだ。商業車のうち、ピックアップ、乗用ピックアップは17万8600台だという。TMTは、自動車産業全体よりも高成長率を示す見込みだとしている。これは、東部チャチュンサオ県バンポー工場が、年内に現行の14万台から22万台へ増産されるため。

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